フッ化物洗口のススメ
Fluoride
Fluoride
なんてことはありませんか?
むし歯ができる過程には、あなたの体質や食生活、生活習慣なども影響しています。
はリスクがとても高いと言われています!
こうしたハイリスクの方の予防ケアには、むし歯予防に効果的な「フッ素」入り製品を現在のお手入れにプラスして組み合わせることがオススメです。
《フッ化物洗口液》をご存知でしょうか。「液体ハミガキ」と混同されがちですが、洗口液は歯磨き後にブクブクうがいをすることでむし歯予防に働きます。
市販のマウスウォッシュは様々な種類がありますが、フッ素が入っているものは限られていますので商品を選ぶ際によく含有成分を見比べることが重要です。
フッ化物洗口でのむし歯予防効果は研究によると30~80%とされています。
特に、就学前4歳児ごろから実施した群では、小学校入学後(6歳)の群と比べて高い予防効果が出ているという報告もされています。6歳臼歯が生えてくる前から実施することが望ましいと言えます。
また成人においても歯の間のむし歯や根面むし歯の予防に効果的です。
「子どもがフッ素を飲み込むのが心配…」と心配される保護者の方もいらっしゃるかと思います。
フッ化物洗口の安全性に関して、保育園児の洗口後の口腔内残留率は約10%です。週5回法の場合約0.2mgのフッ化物が口腔内に残ります。この量は、お茶をコップ1~1.5杯飲んだときに摂取するフッ化物の量に相当します。また就学前児(体重20kg)が1回分の洗口液を全量(7ml中のフッ化物量は1.6mg)誤って飲んだとしても、中毒の心配はありません。
ただし、ブクブクうがいが十分に行えない4歳未満のお子さんはフッ化物洗口液を使用してはいけません。
また、低年齢児や要介護の方など洗口の苦手な場合は水でブクブクうがいと吐き出しがしっかり行えることを確認したうえで、周りの方の監督のもとで安全に使用しましょう。
通常の歯磨き後に行うのがオススメです。
当院では、実際に使用感や風味をお試しいただけるようにフッ化物洗口液をご用意しております。